明日、会社辞めます。

転職したばかりアラサー女の日常です。ゆとりです。

急に将来が不安になる。

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今日はずっと動悸が止まらなかった。

 

我が家ではウサギを飼っているのだが、秋頃からやたらと目が飛び出しており、夫が調べまくり「肺が悪いのではないか」という考えに至った。

その記事をアップロードしている動物病院に連れて行ったのが去年の12月のはじめ。

タクシーで片道5,000円かけて行った動物病院で「肺腺腫」の診断を受け、治療の手立てはないしむしろ移動することが負担になるから今後は診察にこなくてもいい。と言われるほどだった。

ひとまず肺腺腫が心臓を圧迫しているのでステロイドを飲ませて腫れをひかせなければいけないということだったが、やはり「ステロイド」という響きがよくなく、しかも愛兎は目が飛び出してる以外は何も見た目に異常はない。

薬は処方してもらったが、服薬させずに様子を見ることにした。

 

ところが12月下旬。

もう今年もあとわずかというところで、なにやら息づかいが荒い愛兎の姿が。目もこれ以上にないくらい飛び出ている。興奮もしていないのに。

これはまずい、ということでもらっていたステロイドを飲ませ、追加の薬ももらいに行き、なんとか一緒に年を越すことができた。

ステロイドを飲ませてからは目の突出も以前ほどではなくなり、呼吸もややつらそうではあるが前ほどの苦しそうな様子は見られなくなった。

 

しかし安心していたのもつかの間、服薬から2週間ほどが経ちまた目の突出がひどくなってきたように思えた。

先生はこれ以上の手立てはないと言っていたが、本当に何もできないのだろうか。

わたしは途方にくれていたが、夫が粘り強く調べてくれ1件の動物病院を見つけた。

ウサギの治療が得意と有名な病院で、実は以前診てもらったことがある。

ただ、その時は対応があまりよくなく夫婦の選択肢からは外していたのだが、院長先生ならなんとかしてくれるかもしれないと藁にもすがる思いで受診を決意したのであった。

 

そして今日その動物病院に行ったのである。

レントゲンを撮った結果、肺腺腫であることは間違い無く心臓を圧迫している。胸水も出始めているので、あと10日遅かったら手遅れだったかもしれない。溜まっている水を抜くことにより多少の回復は見込まれる。

ということで、私たちは穿刺をお願いすることにした。

先生に抱っこされ検査室に運ばれる愛兎は、よほど興奮していたのかこのまま死んでしまうのではないかというくらい目が飛び出していた。かわいそうで見ていられない。

諸々の検査も行いたいということで、17時ごろに迎えに行くこととなった。

朝ごはんもきちんとたべてないのに大丈夫だろうか、針を刺されて死んでしまわないだろうか、様々な不安を抱えながら一旦帰宅。

 

再び夕方病院に行くと元気そう。なんならキャリーにいれてたおもちゃをかじって楽しそう。マイペースか。

そんな愛兎のマイペースさとは裏腹に、状況はかなり深刻なものであった。

まず胸水については24.1ml、肺腺腫については4.7mlの水が抜けたそうだ。人間からしたらちっぽけな量だが、うちのウサギは2.3kgほど。

こんな小さな体からシリンジ9本分の水が抜けたなんて、、どんなに辛かっただろうと想像に絶する。

胸水については通常であればないはずの細菌も確認されたので、なんらかの炎症がおきている可能性もあるとのことだった。

心臓のエコーもかなり詳しくしていただいたのだが、心臓が思っていた以上に深刻だった。

肺腺腫が心臓を押しているので、肺動脈高血圧症になっているとのこと。これに伴い、他の心臓に関する血管にも影響がでてきてしまっているようだ。

ただ、うちの愛兎のすごいところは一言でいってしまえば「かなりひどい状況」にもかかわらず、心臓の膜の厚さや収縮率は正常範囲内であったこと。

「まずこの状態であればありえない、心臓がすごい強い。」という褒め言葉をいただいた。

 

4種類の飲み薬をもらい、再びタクシーで帰宅。

あー、やっと帰ってきたわー。と言わんばかりに草を撒き散らし、満足げに寝る。あぁいつも通りよかったよかった。

 

では済まされない。

なぜなら今日の会計が48,000円を超えていたからだ。

加えてタクシーが往復で約5,000円。

 

ひえっ………。

 

私は現在絶賛無職を満喫中。

貯金は100万ほど。

長生きして欲しいけど、これ治療費払えるのかな…。

考えたらまた動悸が…。

個人の貯金以外にも夫婦の預貯金があるのでそこから補填することになりそうだがー、、今年はハワイに行きたいねという夢は新年早々敗れ去ったのである。

愛兎と少しでも長く生活も共にしたいというのはもちろん夫婦の願いであり、かつなるべく苦しまずに日々を過ごして欲しいと思っている。

が、さすがに1回の治療に5万は痛い。しかも2週間後と1ヶ月後にまた受診しなければいけない。

ママ、頑張って働くからね…。元気でいてね…。

 

結局世の中金だと思い知らされた瞬間でもあった。

前澤さん100万円くれ!!!!!